今日は、子どもからのありがとう。

 

2016年もあとわずか。

 

 

皆さんこんにちは!Baulです(#^^#)

 

今日は番外編です。

 

これまで、たくさんの

 

オトナから子どもたちへの”ありがとう”を皆様にお伝えしてきました。

 

 

今日は子どもからオトナへのステキな”ありがとう”を皆様にお伝えします。

 

 

”いつもありがとう作文コンクール”

というコンクールをご存知ですか?

 

www.sinanengroup.co.jp

 

子ども達の

 

”ありがとう”

 

の作文をお伝えするコンクールです。

 

今年で10回目を迎えたコンクールですが、

 

今年も素敵な”ありがとう”が集まっているようです(#^^#)

 

その中から、最優秀賞 の子どもの”ありがとう”を皆様にご紹介したいと思います。

下記リンクからは、その作文を実際に朗読する映像もあるので、

そちらも、ぜひご覧ください。

 

 

 

最優秀賞

『てんしのいもうと』

http://www.sinanengroup.co.jp/sakubun/prize/pdf/vol10/Best10_2016/01_saiyushusho_matsuhashi-itta.pdf

 

ぼくには、てんしのいもうとがいます。


よなか、ぼくは、おとうさんとびょういんのまちあいしつにすわっていました。

 

となりにいるおとうさんは、すこしこわいかおをしています。いつも人でいっぱいのびょういんは、よなかになるとこんなにしずかなんだなあとおもいました。

 


すこしたってから、めのまえのドアがあいて、くるまいすにのったおかあさんとかんごしさんがでてきました。

 

ぼくがくるまいすをおすと、おかあさんはかなしそうに、はをくいしばったかおをして、ぼくのてをぎゅっとにぎりました。

 

 

いえにつくころ、おそらはすこしあかるくなっていました。

 

 

ぼくは一人っこなので、いもうとがうまれてくることがとてもたのしみでした。おかあさんのおなかにいもうとがきたときいてから、まいにち、ぬいぐるみでおむつがえのれんしゅうをしたり、いもうとのなまえをかんがえたりしてすごしました。

 

 

ごはんをたべたり、おしゃべりしたりわらったり、こうえんであそんだり、テレビをみたり、いままで三人でしていたことを、これからは四人でするんだなあとおもっていました。

 

 

でも、はるやすみのおわり、トイレでぐったりしながらないているおかあさんをみて、これからも三人なのかもしれないとおもいました。さみしくて、かなしかったけど、それをいったらおとうさんとおかあさんがこまるとおもっていえませんでした。

 

 

ぽかぽかのあたたかいひ、ぼくたちは、ぜんこうじさんへいきました。いもうととバイバイするためです。はじめて四人でおでかけをしました。

 

 

ぼくは、いもうとがてんごくであそべるように、おりがみでおもちゃをつくりました。

 

 

「また、おかあさんのおなかにきてね。こんどはうまれてきて、いっしょにいろんなことしようね。」

 

 

と、てがみをかきました。

 

 

ぼくは、てをあわせながら、ぼくのあたりまえのまいにちは、ありがとうのまいにちなんだとおもいました。

 

 

おとうさんとおかあさんがいることも、わらうことも、たべることやはなすことも、ぜんぶありがとうなんだとおもいました。

 

それをおしえてくれたのは、いもうとです。

 

ぼくのいもうと、ありがとう。

 

おとうさん、おかあさん、ありがとう。

 

いきていること、ありがとう。

 

ぼくには、てんしのいもうとがいます。
 

だいじなだいじないもうとがいます。

 

僕はこの作文に、また大切なことを教えていただいた気がします。

 

ありがとう。

 

子ども達から学ぶこと

子ども達への”ありがとう”

 

まだまだ世界中にはたくさんのありがとう

がありそうですね(#^^#)♪